Tuesday, October 20, 2009

PEER 2009

10/15-17とSFで会議に出席してきました。
PEER(Pacific Earthquake Engineering Research center)の年次大会です。
<http://peer.berkeley.edu/events/annual_meeting/2009AM/index.html>
Stanford大学のStructural Enginneringの教授陣がプレゼンテーションを行うこともあり、多くの学生がStanford大学から参加しました。
場所は Intercontinental Mark Hopkins Hotel。Nob Hillの一番上できれいなホテルです。
僕らはPEERのプログラムに参加している大学の学生ということで、参加費無料で朝食、昼食つきの会議です。朝食は朝8時から。眠い目を越すりながら、朝7:16のCaltrainで出発。さすがにまだ暗い。


30分強でSFに到着。Muniバスにのり、Stockton & Clayのバス停で下車。そこからすぐかと思いきや、SFならではの激しい坂道を登ること15分。やっと到着です。本当は車で行きたかったのですが、駐車料金が1日45ドル以上と聞き、あきらめました。
学会の朝食は社交の場。いろんな研究者を紹介してもらったり、先生に挨拶をしたり。今回は日本からの参加者も多かったので、久しぶりに名刺を配ったりしました。なんだか懐かしい感じ。
私はPSHA、地震動のシミュレーション関連のセクションを聞きました。クオリティの高い研究、プレゼンが多く、非常に刺激になります。詳しくは書きませんが、中でもJon Stewart教授、UCBの学生Sanaz Rezaeianの二人は私の研究内容にも近く、今後の研究の参考になるないようでした。

4:30-6:30まではreceptionとポスターセッション。研究室の同級生も発表するというので、最後まで参加しました。場所はホテル最上階のバー。天気もよく、最高の景色でした。Poster sessionでもいろいろな方とお話でき、またおいしい食事もいただき、1日目の会議は終了です。


帰りも同じ経路で帰っていたところ、バスが大渋滞(後で聞いたところ、SFにオバマ大統領が着ていたそうです)。歩くより遅い感じです。結局駅に着いたのが7:30過ぎ。で次の電車が8:40。しかも各駅停車。あらら。1時間もどうしろてっての。ということで、同級生とビールを一杯飲んで時間をつぶしました。同級生と二人だったのですが、会議の内容と自分達の研究の議論から、プライベートまでいつもよりいろいろと話すことができ、楽しく過ごしました。席で研究しているのとは違い、一日中英語でのコミュニケーション。中々疲れましたが、また英語の必要性を強く感じました。

二日目は霧。坂の下からホテルが見えません。さすがにこれは初めて。会議の内容は1日目のほうが私にフィットしてたかな。二日目のプレゼンテーションはちょっと流し気味でした。


と油断していたら、Stanford大学のMiranda教授の発表で、ちょっと私の研究内容に触れる話が。。。素直にうれしい。まだ論文も書いていないのに、今後期待できる分野の一つなのかで触れてくれました。Miranda教授は私の論文のreading committeeの一人。頑張らねば。
4時半からは、現在進捗中のプロジェクトの意見交換会に出席しました。基本的に関係者のみ。こちらの方は、まだまだ熱い話題ばかりでエキサイティングでした。他の研究者からダイレクトに反応が返ってきて、その場で研究が進んでいく感じです。面白い。

3日目はLoma Prietaのシンポジウム。20年前の10/15に起こった大地震の記念シンポジウムです。
週末で駐車料金が安かったので、この日は車で出かけました。こんな坂道の途中の駐車場。一日15ドルでした。これなら電車代、バス代よりも安く上がります。

発表内容は、前の2日間とは違い、より広い範囲に及んでいます。この日は、地震学のセッションに参加しました。地震工学と地震学。似ているようで違います。地震工学は工学。地震学は科学です。つまり、地震学は地震そのものを研究する(たとえば、プレートの力がどう働いて地震がどのように起こるかとかです)。地震工学は地震によって構造物がどのような影響を受け、人間の生活にどのような影響があるかを研究する学問です。私の場合、構造物の安全性を検討する場合にどのような地震を考えたらいいかという事を研究しているので、地震工学なのですが、必要な情報や手法などは、地震学に非常に近い。また、構造物そのものを研究しているわけではない。なので、地震工学と地震学の境界にいる感じです。最近では、統計学にも足を突っ込んでいるので、そこにデータ解析も入ってきます。
横道にそれましたが、この日のセッションで注目したのは2点。Physics Based PSHAと地震速報システムです。Physics Based PSHAは工学的にはまだまだ実用段階ではありません(計算時間がかかるのと、短周期領域のPhysics Baseでは、破壊過程などのより詳細な情報が必要だから )が、通常のPSHAと比較してみたいと思います。また、地震速報は日本で既に行われているものです。システムはアメリカ独自で開発していますが、基本的に同じ。現在はCaltrainで導入しているようです。ただ、日本のような一般公開に対しては、ネガティブな感じでした。
さて、3日間でおなかいっぱい。研究も英語のコミュニケーションもまだまだ頑張らねばといったところです。

No comments:

Post a Comment