Wednesday, August 19, 2009

米国の構造法規と各組織の役割

米国の構造法規は、IBC(International building code) と呼ばれる。2000年にICC(Internatinal Code Council)によって策定され、 UBC(Uniform Building Code) から置き換えられたものである。IBCはASCE 7(American Society of Civil Engineers)やNEHRP(National Earthquake Hazards Reduction Program)の基準を参照しており、実際は、ASCE7 や NEHRP Recommended Provisions を見ることが多い。

ATC(Applied Technology Council)とFEMA(Federal Emergency Management Agency)は次世代構造法規の Pre-Standard を作成する。これは法規そのものではなく、ガイドラインであり、これを構造法規にするかどうかを政府が決定する。ATCは建築学会の委員会のようなものでしょうか。
ATCにはStanford Universityから多くのProfessorが参加している。現在はPerformance-Based Earthquake Engineering(PBEE) をベースにPerformance Based Designに移行しつつある。

これに関連して、研究資金の流れを少し。
政府からの研究資金はNEHRPやNSF(National Science Foundation)に分配され、NEHRPはUSGS(U.S. Geological Survey)、FEMAにファンドを分配する。NEHRPは地震工学に特化したファンドであり、ハザードマップなどの応用研究、実務、また理論研究に資金を提供する。NSFの場合は、よりサイエンスよりで、純粋な理論研究にのみファンドを提供する。

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